2021年11月7日0002
2021年11月7日0003


先月くらいにこんなアンプをヤフオクで入手しました。

見る人が見れば直ぐ分かると思いますが、昔懐かしの乾電池を電源としていたG.O.Aパワーアンプです。ご覧のように、 チャンネル・フィルターを内蔵していて低域用アンプと高域用アンプで出力します。

調べるみると、No.110 「進化型再生システム」のプリアンプ部分を除いたものではないかと思われます。ただ、同機では、電圧増幅段は+-17.5V、出力段は+-15Vと4電源で構成されていますが、本機では両者は共通のものとなっています。

全体的には、本当に手慣れた造りというか綺麗に配線などもまとめられています。基板裏のパターンも確認しましたが、綺麗な7本撚り線で配線されていました。

出品者の説明では、譲り受けたものなので詳細は分からず、動作も確認していないというお決まりのものでした(^^;こういうものの場合は、入念に確認してから動作確認すべきですが、特に問題なさそうだったので、いつものリチウムイオン・バッテリーを繋いで音出ししてみました。

電源ON時のポップ・ノイズが少し大きめですが、問題なく音が出てきました。ちなにみ金田式では、フィルターはCとRのみの6dB/octのものですが、使われているCは33000pですのでクロスオーバー周波数は大体500Hz近辺ではないかと思われます。(写真の中央に写っている黒いコンデンサー)

なので普段のメインはフルレンジ(LE-8T)のため、Lo-DのHS-500を横に並べこのウーファーに低域出力を繋げ、高域出力をフルレンジへ繋げています。少し変則的ですが動作確認のためでもあります。

ちなみにこのSEコンデンサー、生産終了となってしまいました。若松さんでも入荷待ちの予約扱いということに殆どの値のものがなっています。
このアンプを落札する際は、少しバトルしてしましてそれなりな価格になってしまったのですが、この33000pは新品価格が約1万円弱します。それが4個付きということですので、それ程悪い買い物でも無かったかなと思います(^^;