2021年11月17日0002
2021年11月17日0003


ヤフオクで入手した例のG.O.A型パワーアンプ、当時の名石Trが多く使われ大変素晴らしいものです。

ですがやはり、クロスオーバー周波数が低すぎて(ウーファー接続を前提とした設定値のため)、フルレンジのスピーカーを主体に生かそうとすると現状では少し無理があります。

そこで、チャンネル・フィルター部のCを交換して、フルレンジ+ツィーターの形態で利用しようかと思い検討してみましたが、余りにも見事な配線や造りであるためちょっとこのアンプを触ることには躊躇してしまいました(^^;

一方で最近のMJ誌の金田先生の記事では、入手難の2SA606やC959を使った記事が取り上げられております。当方にも、僅かですがこれらのTrがありましたので、いつまでも保管したままではもったいないですし、結局のところ頑張って作ってしまおうということに決めました。マルチチャンネルアンプの製作は人生初ということになりますね(^^;

ご覧のように、既に1台分は裏パターンまで出来上がっております。取りあえず、ステレオ分を製作して音を確かめて、最終的には2wayですから4台分のアンプ基板を製作することにします。なので保有している抵抗等も含め本当に総動員という形です(^^;

ちなみに、入手したアンプやNo.110辺りの記事では出力Trが基板上に配置された形ですが、さすがにこれは少し不安も残るので、小型の放熱器を使った形態で製作しようと思っています。