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 現時点では、1台分のモータードライブアンプの調整が終わったところです。サーミスタを固定するためのエポキシボンドが固まるのに時間が掛かりました。

+-70V電源基板は、前回修理した際に出力電圧の確認は行っていますが、再確認してその正常性を確認。モータードライブアンプ基板に終段SiC MOS-FETの取付、出力にダミー抵抗の取付、正電圧側に電流計の取付等を行い、意を決して電源ON。電源を入れる際は、何時も緊張します(^^;

調整はとてもシビアです。金田先生は製作記事でまず出力のオフセット電圧をゼロ調整して、次に終段のIo電流の調整をするように書かれていますが、殆どIoが流れていない状態ではオフセット調整はまともに出来ないので、適当なところで止めておいといてIo調整を行った方が良いと思います。あとは、両者を相互に調整を繰り返して追い込むことになります。

一応、出力DCは約+-1mV以下、Io電流を規定値の50mAとしました。

もう1台のドライブアンプは、焦らずに明日以降にセットアップして調整を行います。