DSC_0006 - コピー
DSC_0009 - コピー
DSC_0005 - コピー


せっかく購入したのに 他に優先事項が出来てしまいそのままになっていましたが、時間が取れたので組み上げてみました。

半完成品なので、主要部品をセットすると音出しできます。2枚目写真のとおり、アムトランスさんから主要パーツを購入していますが、残念ながら1000pのコンデンサーが品切れでした。

そこで部品箱(別名ジャンク箱)を探したら、いずれも中古品ですが進工業のプレート抵抗(10Ω)、双信電機のSEコンデンサーが見つかりました。SEコンについては、残念ながら生産終了となってしまいました。コンデンサーの値は1000pFと5600pFですが、見つかったSEコンは1500pFと5100pFです。まあ、フィルター用途ということなので、足すと同じ値なのでまあいいかという感じです(^^;
結局のところ、金田式アンプの定番の組み合わせとなりました。

出てきた音を聴いて、もう他の組み合わせを試す必要は無いかなと思いました。一言で云うと「何も足さない…、何も引かない…」ということでしょうか。

何方か「優しい音」と表現されてた方がおられたました。確かにトゲトゲしさはありませんが、かと云って帯域が狭いとかインパクトが無いというような感じもありません。試しに、宇多田ヒカルの「Automatic」を聴くと結構ハマリますよ(笑)

出力部にトランスをかましたシンプルな回路だと思うのですが、何か設計者さんによる回路上の妙味が仕込まれているように感じました。本当に、素晴らしいです。