
ラインアンプ基板は、2台とも調整が終わりました。
今回の回路図についてですが、確かに回路図そのものと本文内容とは合致しています。記事本文では、『電源電圧は、初段と出力段が+-7.5V、2段目、3段目が+22.5Vである』と説明されています。
回路図も上記のとおりなのですが、試しにこのとおりに配線パターンを変更すると調整不能となります。フィラメント電圧も+領域のままで、-2.5Vへは調整できません。また、あのエメラルドグリーンに光るフィラメント自体も点灯しません。
配線パターン図のとおりに配線してスムースに調整できたわけですが、これは初段、2段目、3段目が全て共通の+22.5Vで供給されています。何が本当なのかよく分かりませんが、取りあえずこのままで行きます。
ちなみに参考にはなりませんが、No.262 ハイブリッドパワーIVC MK2では初段から3段目まで全て共通の電源で+24.6Vが供給されており、最新号のNo.269では初段に独立した+24Vが供給されています。
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