例のプッシュプル・レギュレーターですが、今後の展開を睨んで小変更を行いました。
真空管DACが発表されましたが、その記事の中でBZCなる回路が既存のトランジスタ式IVCに応用できるとのことでありました。詳しいことはMJ誌の記事をお読みいただくことにして、何が嬉しいかというとやはりあのトランジスタの発熱を減らせることができることに尽きます。それでこの回路(定電流回路)には-12Vを供給してやる必要があるということです。
ということで前置きが長くなりましたが、負側レギュレーターを-12V出力とすべく、前回は調整抵抗のみで調整しましたが少し無理があるようでしたので、定数全体を変更しました。
ついでに正側も定数変更を行い+5V対応のレギュレーターとしました。取りあえず、現在の新型レギュレーターと交換して聴いています。正直いって何となくしか違いがわかりません(^^;
10V以上でそれ未満とでは部品構成及び回路パターンが異なります。写真の左側がそれですが、右側の-12Vとの違いが見て取れると思います。まあ、定電圧Dの替わりにLEDを使用しているのは愛嬌ということでいつかは元に戻しますが…。
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