今回はケアレスミスもなくサクッと完成しました。結局、基板裏の配線は7本撚り線で行いましたが、今回もなかなか満足できる仕上がりとはなりませんでした。
ここ一週間程、代替候補として数種類の出力トランジスタを差し替えて試聴を行いました。DAC(基板)は、K式DACではなくTDA1541のNOS DACを使いました。ラインアンプを記事通りの定数で作成したため、余りにもK式DACの出力が大きく殆どボリュームを回せないためです。
肝心の代替候補トランジスタですが、まずはK式DACに採用したものから試してみました。特に不満も無く自分でもこの選択は間違っていなかったなとは思いましたが、上には上がいました。
今回この製作を機に数種類購入したものの中で、私自身が本命と期待していたものが想像以上に素晴らしいものでした。低域がいや高域がどうのというレベルではなく、空気感というか圧倒的な表現力を感じることが出来ました。たまたま我が家の組合せの中でフィットしたのでしょうが良かったと思っています。
貧乏くさい写真(~~;ですが、この石はたまたまオークションに出品されていたものです。松下の2SC696Aという石ですが20数個まとめてであったので数も確保できるし、今回のダークホースとして試してみましたがこの石もとても良いです。本命と甲乙付けがたいです。
今回の実験用電源では、整流ダイオードを従来のメタルキャンから秋月さんで購入したファーストリカバリィに交換しています。
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