前回のからまたまた時間が経ってしましました。
 
※コンサート会場内で写真を撮るのは開演前でも不謹慎と思い、残念ながら今回は全く写真がありません。ただ、せめてもホール入口などを写しておけば良かったと後悔先立たず…(^^;
 
リサイタル当日の様子です。
前日(当日)の深夜に帰宅して少々寝不足であることと、会場のある真庭市は津山市より遠方にあるため、自宅をお昼過ぎに出発することにして約2時間程で着きました。
 
なのでセッティング等のお手伝いはできなかったのですが、私が到着した時には既に準備万端、リハーサル時のテスト録音もされたそうで、客席の中段あたりに機器類を設置されておられました。
 
開演は、3時からで、コンサート・タイトルが「チャイコフスキーにつつまれて」というものでした。演奏が始まった瞬間、ピアノのこぼれ落ちるような音色が聴いている者の心に共鳴するような、そんな素晴らしいリサイタルでした。コンサートに出かけたのは何年ぶり(いやクラシック系は何十年ぶり?)という状況だったのですが、やはりこういう生の音に触れる機会をもっと多くしなくてはと改めて認識した次第です。
 
そうこうしているうちに、何度かのアンコール演奏を含めた数時間の演奏があっという間の感じで終わりました。録音は何のトラブルもなく無事終わったようです。私は、少し離れた席に座っていましたが、金田先生や五島さん以外では、DCマイクに一番近い位置に居ましたので私の拍手が一番よく録れているかも知れません。(^^;
 
撤収作業を行い再度アムズへ向かいました。私は少し遅れて到着したのですが、既に音出しが始まっています。最初に五島さんが録音されたデジタル録音のもの、次に先生が録音されたアナログ録音ものを聴かせていただきました。この後にご予定が入っているということで、わずか10分程度しか聴ける時間がなくとても残念っだたのですが、短時間ですがそれでも素晴らしい音に満足でした。
 
京都の試聴室で聴いたものは、全てデジタル化されたものを聴いたわけですが、こうして同じ対象をアナログとデジタルでそれぞれ聴いてみると圧倒的なエネルギー感とかはアナログが勝っており、先生がアナログに拘られるのも十分にわかる気がします。
 
お別れの挨拶を交わして、私はアムズを後にすることとしました。今回は、本当に貴重な体験をさせていただきました。私のような飛び入りが居て申し訳なかったのですが、みなさんにはよくしてもらって本当に感謝しております。特に、金田先生、五島昭彦氏、アムズの松岡専務さんには厚くお礼申し上げます。
 
今回印象的だったのは、良い音で鳴っている時の金田先生の満面の笑顔でした。
 
最後に、今回大変お世話になったピアノ工房 アムズさんの情報は
 
 
コンサート会場の久世エスパスホールについては
 
 
ピアニストの有森 博さん(東京藝術大学准教授)について
 
 
 
(完)