No.168もどきの解体とほぼ同時に製作を始めました。例のADCフロントエンド基板もほぼ部品の取付も終わったのですが、こちらはちょっと一休みにしてプリアンプの方を優先しようと思います。
基板サイズはNo.168もどきと同じにしましたが、これには特に理由はありません。実は、No.128?(No.138)が載っている号のMJ誌を持っていないため、一部はNo.168だったり一部はNo.210のパターンを参考にしたりしています。更には、本来は無いFETバッファーが出力に付加されているため、一部の部品が密集した形となっています。
今回の製作のキー・パーツを2枚目写真で紹介します。イコライザー、フラットアンプ双方の2段目に使用している銘品と呼ばれる2SA726Gと、今回、AOCに使用する双信のM2Aコンです。
2SA726Gについては有名な品ですのでコメントは不要でしょう。M2Aは確かメタライズド・マイラーだったと思いますが、金田式ではV2Aタイプ(ポリカーボネイト)が採用されましたのでこれより性能的に劣るとされたものです。以前オークションに出品されていたもので、しかもこれの4端子型は珍しかったので落札したものですがずっと部品箱の中で眠っていまたので、今回活躍してくれることを期待しての登場です。
なお、出力Trの2SC984は持っていないので取り外した2SC959は温存することにして、当方お気に入りの代替Trをここに採用することにしています。さてさて、どんな感じの音を出してくれるのやら…。
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