MJ誌12月号に、No217として標記アンプが発表された。

当方の従前の予想では、サブミニチュア管を使用したバッテリードライブの電流伝送プリかなと思っていたら全く異なっていた。

AC電源で、かつシングル2段構成の反転増幅アンプ(イコライザーもラインアンプも)となっていてビックリという感じだった。本当に、K先生には驚かされることしばしばである(^^;

真空管も双3極管の396Aを4本使用したものとなっており従来に比較すると少ない本数で済むが、さすがにこれ自体は入手が困難(金銭的にも)なのだけれど、まあ互換球であれば比較的入手し易いかも知れない。

記事を読めば、わざわざ完全対称型アンプではなくシングルアンプにしたのかがひしひしと伝わって来る。今年の田無での試聴会でも評判は良かったようなので俄然製作意欲が涌いてきた(^^;

もちろん396Aは持っていないので、20V管のWE407Aを使用することになると思う。