最近、時々ヤフオクで中古(録音済)のテープを落札している。殆どがFM放送番組を録音したものだが、これとて今となっては貴重な音源なのではないかと思っている。まあ、興味のない方にはただゴミかも知れないが。
それで、学生時代によく聴いた日本のあるバンドのライブを録音したものが出品されていたので、少々高かったが落札した。ただ、商品説明にも1箇所テープが切れているがそのまま巻いているとのことであり、実際にもその通りだったので初めてこの器具を使う機会を得たわけである(^^;
AKAIブランドのテープスプライサーというもので、うまく写真が撮れていないので分かり難いと思うが、余り使用されていないようなものをかなり以前に入手していた。
肝心のテープを繋ぎ合わせる「スプライシングテープ」はというと、これが今では殆ど販売されていない。まあ、需要がないのだから仕方ないし、ヤフオクでも1件ぐらいしかヒットしない。しかも、既にテープ幅以下にされたものなのでこのようなテープスプライサーは無くても繋ぎ合わせ可能なもののようである。
代替として、写真の補修用テープ(メンディングテープ)をホームセンターから購入した。若い頃のかすかな記憶でも、材質やその目的からしても正にこんな感じだったと思う。
切れたテープ同志をガイドに合わせて一部を重ね合わせ、スプライサーのつまみを「CUT」に合わせて押し下げる。次に、カットとした部分に補修用テープを貼り、つまみを「TRIM」に変えてまた押し下げる。
これらの操作により、取りあえずは無事テープが繋がった。該当部分を含めたところで通常再生や巻き戻し等をやったみたが、その場で再度切れるというこは起きていないが今後注意して様子を観てゆきたい。
なお、マクロレンズが無いので仕上がり後の写真を示せなかったが、このスプライサーでも繋ぎ合わせ用テープをカットする上下の歯は、それぞれが僅かに内側に湾曲している構造となっているため、仕上がり後に切れ端がはみ出ることなく巻き込んだ際にも他に緩衝しないように配慮されている。
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