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LatticeのFPGA基板は、この基板と組み合わせて標題のFMチューナーを作ります。

先月、ElectrArtさんのDoP版のUDA基板を購入しようと思い、やっと資金確保していたところこの基板の存在を知りました。なので、残念ながらUDA基板の購入はパスし本基板を購入することとしました。

最初は、デジタル・デザイン・テクノロジー誌の記事どおり何十年ぶりかで感光基板で基板作りするかなと思案していたところ、執筆者(設計者)の方が雑誌発表後も改良を継続されており、しかもSMD(表面実装部品)の実装を専門業者で行った基板と残りの製作に必要なパーツをセットにして領布されていることを知り、一気に製作意欲の方が盛り上がりました(^^;

ネット検索すると既に何名かの方の報告記事が見つかります。特に、私がFMチューナーの調整でよく参考にさせていただいている、ひろくんさんの「ひろくんのホームページ」でもこのチューナーを取り上げておられ、しかもとても良い評価を与えられていたことも背中を押していただいたと思います。

http://nice.kaze.com/fpga-tuner.html

基板購入に際しても、設計者の林様と何度もメールのやり取りをさせていただきましたが、いつも丁寧な説明を行っていただき、お人柄を感じさせるメールでもありました。

このチューナーは、こんな小さな基板で最高性能のチューナーを実現していますが、残念ながらFM放送帯域の全域を受信することは出来なくて1局専用となります(登録上は、4局分の周波数設定ができます)。
ただ、このことは当方にとっては全く問題にはなりません。実質、NHK-FMが受信出来れば良いので。

素晴らしい点は数々ありますが、何と云ってもデジタル出力(光出力)を持っているという点でしょう。これで、放送内容をデジタル機器に容易に取り込むことができます。
後、FPGA部分がこのチューナーの大部分の処理をこなしているわけですが、小さな改良がプログラムを書き換えることにより行えますので、今後の発展性も望めるという点も素晴らしい事だと思います。

ただ、そのプログラムを書き込む(書き換える)ことが敷居の高いことになりますが、設計者様のご厚意で代行していただけるようですので、もし興味を持たれた方は下記にて相談なさってみて下さい。(もちろん、節度は保ってあくまでもご厚意であることをお忘れ無く)当方の場合は、何でも自分でやらないと気が済まない質なので(^^;

http://homepage3.nifty.com/RadioGaGa/FM/