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この連休中に集中的に製作して、一応音出しはできました。ただ、その後に当方の単純なミスの連発で現在は音出していない状況です。

本当は昨日にでも、状況報告するつもりでいましたが、その結果に少々自信が無かったので記事のアップを躊躇っていましたが、本日ElectrArtさんのブログが更新されこの実験基板について言及されておられます。
従いまして、ElectrArtさんのブログ記事も同時にご参照頂ければ、本記事の内容もご理解し易いかと思います。(勝手ですが、記事URLを以下に示します)

http://fpga.cool.coocan.jp/wordpress/

それで、結果から先に云うとこのフィルターでもノイズは完全には取り切れませんでした。8tap分の抵抗値も適当な1種類の値でしかテストしていませんので結論めいたことは申し上げるつもりはありませんが、やはり僅かに聴こえてきますので、厳しいかも知れません。この点は、ElectrArtさんが記事中で述べられている状況と同じです。

ただ良い点もあります。IV&フィルター回路に使用しているオペアンプ(LH0032CG)の効果(?)でしょうか、CRフィルターでRに高抵抗値のものを使った時のような「閉塞感」を感じないということです。正に、抵抗一発だけかまして聴いている時に近い感覚でした。ここら辺りも、使用するオペアンプの銘柄やその前段のtap用に使用する抵抗の銘柄などでも音が変わってくるであろうことは、今回の実験を通して容易に想像がつきました。

8tapで効果が薄いなら、16tapでは…というのは素人の私でも直ぐに思いつきましてネット上でいろいろと文献を調べていましたが、当然と云えば当然ですが、その分ICとしても規模が大きくなります。

基板実装技術のない私にとっては、ロジックICはDIPタイプでないと扱いは無理なのですが、さすがに16tap用ですと大きな40Pパッケージとなりますので、そのICをステレオ用に2個実装するには現実的にはちょっと無理があり躊躇するところです。

いずれにしても、この状態で(抵抗値は変えてみるつもりですが)しばらく聴いてみるつもりです。せっかく作ったDSD-DACは完全に出番を失いました。この基板で聴いていると、知らずの内に音楽に聴き惚れている時がありましたので。

最後にいつもながらの…、以上の状況は我が家での出来事、駄耳の戯れ言と読み流してください(^^;