ラインアンプのケース加工は、事情があって中止しました。なので、こちらWM-D6の分解作業を行いました。
錆びているとはいえ、ネジの頭をドリルで削り取るのはそう簡単ではありません。ドリル刃が簡単にケース側へ滑っていきますので、結局は大きな穴が開いたりしてします。まあ、外観は気にしませんので。
モーターからの赤と白の配線はすぐに確認できましたが、あれ、FGからの配線はどれかな…?
幸いなことに、ネット上に無料でサービスマニュアルをダウンロードできるところがありました。本当にありがたいことです。それによると、キャプスタン・フライホイールのFGから出た信号は基板側の「CP601」というユニットへ入力されているようです。見にくいですが3枚目写真の黒いスライダーボリュームの更にその後ろの黒い薄っぺらいものがそれのようです。
4枚目写真は、制御部のジャンパ線の配線を一応終えたところです。一応と云ったのは、+-5V用にはこれで終了なのだけれど、+-15V(単行本の記事では+-18.5V)を使った方が良いのかなとも思ってみたり…。
ちなみに、ジャンパ用に使用した線はかなり昔に買ったラッピング用のジュンフロン線(0.32mm)です。半田の乗りはすこぶる悪い(ラッピング用だから当然か)けど、デジタル回路というと何故かこの線で配線してしまいます。
ジャンクなこのWM-D6ですが、何度かプレイボタンなどを操作しているうちにテイクアップ・リールも回るようになりました。よく見ると、かなり高速で回っています(倍速ぐらい)が、最終的には外部からモーター制御を行いますので問題ないのですが、問題なのはレベルメーターが点灯しませんしヘッドフォンからも出力がありません。
再生系はデッキのものをそのまま利用するつもりですので、ちょっとこの点は痛いですね。不良部品を探し出して修理を試みるのもちょっと現実的でない気がします。さてどうしたものか…。ちょっと「プランB」を考えますかね(^^;
コメント
コメント一覧 (2)
こんばんわ
写真を拝見すると、かなり細かいですね、
老眼の私ののには辛そうです。
プランBの結果を楽しみにしています。
所で、kontonさんのPOWER IVC 中々よさげですよ。
私はSiC MOS FETドライブで作りましたが、完全に私好みの音のど真ん中の音で直球200kmの剛速球でした。(汗
えふ
が
しました
私も老眼が進行している方なので、ただ今制御基板のチェック作業していますが本当に辛いですね(^^;
でも、同じタカスの基板でも、TT制御アンプの方はパターンが半田メッキしてあるので更に辛いことになります(笑)
kontonさんのパワーIVC本当に良さそうですね。当方も製作を真剣に考えるかな、でもその前に溜まった宿題が一杯あって…(^^;
ところで、今月のTT制御アンプの記事では、やはり電源やらモータードライブアンプなどでSiC MOSFETの全面採用ということになるのかなあ…。楽しみです、えっ、私だけ…(笑)
えふ
が
しました