これを製作した当初から気になっていたことを、ようやく解消しました。
終段 SiC MOS-FETのゲート抵抗が上下で異なっています。記事発表時には、回路図の誤植ではと思われたのですが、結局は「寄生発振」対策でこうなっているとのことでした。
それで、同じCREE社製のSiC MOS-FETを使った他の方の作例をみても上下同一の値で使っておられます。どうも、ローム社製のものには寄生発振は宿命のようです。
交換し難い部分ではあるのですが、何とか無事交換が終わりました。下側の抵抗を上側と同じ100Ωに交換しています。(交換前の値は1KΩ)
念のためオフセットなどの調整後、しばらく聴いてみました。特に、おかしな感じはありませんでしたが、逆に特別に良くなったということも感じません。まあ、精神的にもこの方がスッキリするというような程度ですね。
いずれにしても、更に聴き込んでみたいと思います。
コメント
コメント一覧 (2)
こんばんわ
>これを製作した当初から気になっていたことを・・・
私も記事を読んで、数値が余りに違うので気になっていました。
私もCREEを使っていますので、気にせず両方150Ωで使っていますが、特に異常無く使えています。
聴き込んでの感想を、是非お聞かせ下さい。・・・
えふ
が
しました
製造法の違いなのでしょうが、ローム製のものは容量系の値が大きいことが影響しているようです。特に「帰還容量」においては、CREE製は4pFとローム製の1/4の値ですね。
>聴き込んでの感想を、是非お聞かせ下さい。
駄耳なので、ちょっと自信が無いですが…(笑)
話は変わりますが、来月号の記事は「真空管電流電送プリ」だそうです。当方が現在使用中のものからどう変わるのでしょうかね。今回のハイブリッドアンプの流れからすると、同じように低B電圧で動作可能なバッテリードライブになるとか…?
えふ
が
しました