熱で頭頂部のプラスチックが膨らんだだけかも知れませんが、いずれにしても交換ですね(^^;
右側のTr、本来は2N3055です。
ついに始まりました、DCアンプの復刻物語です(^^;まずは、現状分析をしなければなりません。
トランスの錆浮き、電解コンの頭頂部の膨らみ、電源制御Trの一部が指定品以外のもの、取付ネジの錆等々、いろいろと気が付く点はありますね。出力Trの2SA627/2SD188も未チェックですので、最終的には外してチェックしてみないといけません。
電源ヒューズは、左端のものが入手時に飛んだ状態でセットされていたもの。本来は、5Aのはずですが、何故か8Aのものがセットされていました。それでも飛んだということです。右側のものは、私がチェックのために飛ばしたもの。これらにより、電源ブリッジ・ダイオードの不具合に行き当たったということです。
最後の写真は、問題の大電流ブリッジ・ダイオード KBPC2504です。左側が問題ありの元々あったもの、右側がヤフオクで新たに調達したものです。
この不具合というのは、ブリッジですので4個のダイオードで構成されているわけですが、この内の1個が短絡破壊となってしまっているということです。こんな状態のものは、私も初めて見ました。
状況的にはかなり重篤ですが、一応、電源トランスの無負荷電圧もそれぞれの端子で規定以上のものが出力されるようですので、取りあえずレイヤー・ショート(層間短絡)は起こしてないのではと思っています。もし、トランスが死んでいるということになると、本プロジェクトに大きな影響がありますので相当に凹んでしまいます(^^;
高圧側のブリッジ・ダイオードの方は問題ないようですが、こちらも新品に交換します。さて、ダイオードの交換以降、どこから手を付けてよいものやら…(^^;
つづく…
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