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ヘッド・ブロック部分は、異様に綺麗ですね(^^;
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最後のツマミも何とか外し、ここまで分解しました。

根本的に、ヘッド・ブロックの上下動がかなり渋いです。それでも、再生ボタンを押すとピンチローラーがキャプスタンに圧着して1秒間ほどはキャプスタン・ホイールは回りますが、直ぐに解除され元に戻ります。

状態としては、キャプスタン・ベルトもカウンター・ベルトも伸びぎみです。それよりも、リール・モーターが全く動く気配がありません。こっちの方が問題ですね。

さて、どうしたものか…。

[2016/03/06 追記]
006兄貴さんのアドバイスにより、リールモーター・ドライバー部を少し調べてみました。

回路図によると、ドライバー出力点において、無動作持:0V、FF時:+13V、REW時:-13Vとあります。これを実測してみると、それぞれ、0V、+12.8V、-13.9Vとなりました。正確には13Vではありませんが、誤差の範囲と云えるのではないでしょうか。

これでちょっと悩ましくなってきました(^^;果たして、Trを交換して状況が改善されるものか、まあ、最終的にはやってみないと分かりませんが。

Trの場合、壊れていなくても経年変化で増幅率(hFE)が当初の設計値より極端に落ちてしまって機能しないというような隠れ故障がありますからね。