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先般の記事で、最近、CDプレーヤーを動かしていないと書きましたが、実際のところどうなのかと思い引っぱり出してきました。

pioneerのちょっと古い「DV-S757A」という、DVD-AudioやSACDなども再生できるユニバーサル・プレーヤーです。

SACDを再生してみましたが、特に問題ないようです。実は、この機体には魔改造が施してありますので、久し振りに分解してみました。

レーザー・ユニットの更に下に設置している小さな基板がその主体なのですが、これは以前にElectrArtさんが頒布された「デシメーション・フィルター基板」というものです。

これは、DSD信号をデシメーションして、PCM信号として出力させることを目的としたものになります。DSDを88.2KHz、または176.4KHzのS/PDIFで出力します。

リアパネルに見える切換スイッチは、この周波数の切換のためのものです。ただ、デシメーションした信号の出力は専用のものを設けず、元々あるS/PDIF出力端子にそのまま繋げています。

本当はこんなことは御法度なのでしょうが、そこはアマチュアの発想と申しましょうか、一般的なCD再生時は本体の回路でS/PDIFの出力が行われ、基板からの出力はありません。一方、SACD再生時は、当然本体からはS/PDIFは出力されませんので、デシメーション・フィルター基板のみが動作するという点から、こんなことにしてしまいました(^^;まあ、リアパネルに穴を開けたくなかったというのが本音ですけどね。

※本機は、近々処分予定でいます。

[2016/07/30 追記]
出力のサンプリング周波数が間違っていたので、修正しました。

[2016/07/30 更に追記]
この機体、実はある方に差し上げるつもりでいましたが、さすがに安っぽく魅力が無かったのか、反応がありませんでした(^^;ヤフオク行きですかね。