このアンプも放っておくわけにもいきませんので、今まで試行錯誤を行っていました。
実は、長く何もしてこなかったわけではなく、時々に初段のステップ位相補正の値をCとRそれぞれに変更したり、2段目TrのBC間にCを追加してみたりといろいろとやって見たりしてたのですが、この発振(?)と思われる現象が解消されませんでした。
そこで、何時も困った時はいつも参考にさせていただいているkontonさんのサイト「わたしのオーディオのページ」内の記事を参考にして、問題のアンプの出力側に10Ω+0.1uFの補正を追加しました。写真は、基板表側ですので何の変化もありませんが、裏側に部品追加する際は、かなり苦労して取り付けています。
もし、これで駄目なら写真2枚目のとおり、この基板を再作成すべく部品確保を行っておりましたが、上記の対策で例の「コトコト音」は解消したようです。ただ、今度は速度調整において、33回転側の回転を制止させることができません。まあ、これは想定の範囲内で、5kVRとセットになっている固定抵抗を調整(取り替える)すれば良いはずです。
いつもkontonさんのサイトには感謝するばかりです。本当にありがたいことです。これで取りあえず本アンプも処分する目処が立ちました。文字レタリングを再度施して、最終的には本年年末辺りまでに処分する予定でいます。
※前回の記事で、糸ドライブ用のモーター制御アンプをあたかも個人間売買するような、誤解を与える表現をしてしまいました。申し訳ありませんが、処分するにしてもヤフオク等で行うつもりですのでご了承願います。ちなみに、現在製作中のNo.257プリアンプについては、今のところ処分する予定はありません。
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